M1-7-チェスの駒
アリスの物語
炉端にはチェスの駒がいくつか転がっていました。そしてチェスの駒は、それぞれ対になってうろうろと歩いています。
「こっちのは赤の王さまと赤の女王さまね」とアリスは言いました。「そしてあっちのは白の王さまと白の女王さまが、シャベルの端に座っているわ。こっちではキャッスル二つが腕を組んで歩いてる。でも私のことは聞こえないみたい。それに、私が見えないのは間違いないわね。」
そのとき何かがアリスの後にあるテーブルでキイキイと叫び始めました。アリスが振り返ると白のポーンが転がって足をバタバタさせていました。
「我が子の声がするわ!」と白の女王さまは叫んで王さまの横を勢いよくかけぬけます。「愛しのリリーちゃん!高貴な子猫ちゃん!」そして女王さまは、暖炉の囲いを登りだしました。
アリスは女王さまのお手伝いをしたかったので、急いで女王さまをつまみあげると、テーブルの上の騒がしい赤ちゃんの横に置いてあげました。しかし女王さまは息をのんで腰をぬかしてしまいました。
問題:アリスの間違い探し
同じように見える2枚の画像。でも同じではない部分が5個あります。どこが違うか探してみよう!
答えが解ったらシェアしてみよう!
関連記事
-
9-3-にせウミガメの身の上話
アリスの物語 アリスはグリフォンの後をゆっくりついていきました。すると、にせウミ …
-
4-6-アリスは森で犬に出会う
アリスの物語 「最初にもとの大きさに戻らなきゃ」 アリスは森のなかをさまよいなが …
-
5-1-いもむしの忠告
アリスの物語 「あんた、だれ?」といもむしが言います。 「あまりよくわかんないん …
-
3-3-ネズミの長い話
アリスの物語 みんなは輪になってすわり、ネズミになにかもっと話をしてくれとせがみ …
-
10-2-にせウミガメとグリフォンの踊り
アリスの物語 「とても綺麗な踊りのようですね。」アリスは言いました。 「ちょっと …