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M2-3-花が喋る理由
アリスの物語 「どうして皆さんは、そんなにも素敵に喋ることができるんですか?」アリスはお世辞を言って、オニユリのご機嫌を取ろうとしました。「今までたくさんのお庭に行ったことがあるけど、喋る花は一つも…
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M2-2-お喋りする花
アリスの物語 また歩き出したアリスは大きな花壇にやってきました。ふちにはヒナギクがあり、中央には柳の木が生えています。 「ああオニユリさん」とアリスは、優雅に風に吹かれているオニユリに話しかけ…
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M2-1-家に戻る道
アリスの物語 「お庭を見るなら、あの丘の頂上に行けばよく見えるはずだわ。そして丘の頂上にまっすぐ向かう道がある…少なくとも、いや、直線の道ではないわね…」(アリスは何メートルか道沿いに歩くと、急な曲…
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M1-10-ジャバウォッキー
アリスの物語 アリスの近くには本がいくつかころがっていました。そしてアリスは座って白の王さまのことを眺めながら、ページをペラペラめくって読めるところを探しました。そこには「ジャバウォッキー」というタ…
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M1-9-王さまのメモ
アリスの物語 王さまは言います。「あの瞬間の恐怖は、決して、決して忘れないぞ!」 「でも忘れてしまいますよ、しっかりメモをしておかないと。」と女王さまは答えます。 アリスが興味津々で見ている…
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M1-8-驚く白の王さま
アリスの物語 女王さまはすぐに白の王さまに「火山にご注意を!」と呼びかけました。「火山って何のことだ?」と王さまは懸命に暖炉の炎を覗きます。「わたしを…噴きとばした…ものよ…」と女王さまは、息をきら…
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M1-7-チェスの駒
アリスの物語 炉端にはチェスの駒がいくつか転がっていました。そしてチェスの駒は、それぞれ対になってうろうろと歩いています。 「こっちのは赤の王さまと赤の女王さまね」とアリスは言いました。「そし…
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M1-6-鏡を通りぬけるアリス
アリスの物語 子猫ちゃん、ここを通り抜ける道があるつもりになるのよ。鏡がガーゼみたいに柔らかいと思って通り抜けられることにしましょう。まぁ、なにか霧みたいになってきてるいるわ!これなら簡単に通り抜け…
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M1-5-鏡の世界
アリスの物語 鏡の国のお家に住んでみたいって?あっちのお家だとミルクがもらえるのかな。鏡の国のミルクはあんまりおいしくないかもしれないよ。 でも、まぁ!ちょうど廊下の所までやってきたわよ。鏡の…
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M1-4-鏡の国のお家
アリスの物語 子猫ちゃん、あなたがすぐにいい子にならなかったら、向こうにある鏡の国のお家に入れちゃいますよ。それでもいいのかな?もしあなたがちゃんと聴いて、おしゃべりしないでいられたら、鏡のおうちに…