M1-8-驚く白の王さま
アリスの物語
女王さまはすぐに白の王さまに「火山にご注意を!」と呼びかけました。「火山って何のことだ?」と王さまは懸命に暖炉の炎を覗きます。「わたしを…噴きとばした…ものよ…」と女王さまは、息をきらしながら言いました。「気をつけて…普通に上がってきてくださいな…噴きとばされないように!」
アリスは、格子を一本ずつ苦労しながら登っていく白の王さまを眺めていました。でも「まぁ、そのスピードだとテーブルにたどりつくまで何時間かかるるんだか…。私がお手伝いした方がずっと良いですよね?」でも王さまはこの質問に全く反応しませんでした。王さまにはアリスのことが見えないし聞こえないのは既にはっきりしていました。
そこでアリスは王さまをそっとつまみ上げて、女王さまのときよりもずっとゆっくりと運んであげました。でも王さまはとても驚いてすごい顔をしていました。だからアリスは笑って手がふるえてしまい、王さまをあやうく床に落としてしまうところでした。
問題:アリスのマッチ棒クイズ
2本のマッチ棒を動かして正しい計算式を2つ作りましょう。
答えが解ったらシェアしてみよう!
関連記事
-
2-2-3-「飲んで」と印刷された小さな瓶
アリスの物語 アリスはテーブルのところに戻りました。すると今度は、小さな瓶が乗っ …
-
T02-さくらのトンネル
「わぁ、なんて綺麗なんでしょう!」 アリスは日本のさくらを見に来ました。日本では …
-
6-4-チェシャ猫はニヤニヤ笑う
アリスの物語 「あの、教えてくださいますか?」とアリスは、ちょっとビクビクしなが …
-
7-3-きれいなお庭
アリスの物語 アリスは森の道を進みながら言いました。 「今までで一番ばかばかしい …
-
4-4-煙突から入ってくるトカゲのビル
アリスの物語 小さな手おし車がたくさんガタガタいう音が聞こえてきました。 「おい …