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5-7-ヘビ嫌いのハト
アリスの物語 「ヘビめ!」とハトがさけびました。 「だれがヘビよ!」とアリスは怒って言いました。 「やっぱりヘビじゃないか!」今度はちょっと元気がなくて、なんだか泣いてるみたいでした。「卵を…
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5-6-アリスがヘビになった?
アリスの物語 「わーい、やっと頭が自由になった!」とアリスは嬉しそうに言いました。しかし、それは一瞬で驚きに変わりました。自分の肩がどこにも見つからないのです。アリスが見えるのは、とてもとても長い首…
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5-5-きのこを食べるアリス
アリスの物語 いもむしはキノコを降りて、草の中に行ってしまいました。そしてその時、こう言いました。「片側で背が伸びるし、反対側で背が縮む」 「片側って何の? 反対側って、なんの?」とアリスは、…
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5-4-身長8センチのアリスといもむし
アリスの物語 「どんな大きさになりたいね?」といもむしが尋ねました。 「大きさはどうでもいいんです」とアリスは返事をしました。「でも、頻繁に大きさが変わるのが嫌なだけなんです。」 「それでい…
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5-3-アリスの暗唱
アリスの物語 アリスは『ウィリアム父さんお歳をめして』を暗唱しました。しかし、「いまのは間違っているなあ」といもむしは言いました。 「完全には正しくないです、やっぱり」とアリスは縮こまって言い…
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5-2-いもむしの大事な話(あるなしクイズ)
アリスの物語 「もどっといで!」といもむしが呼びかけました。「大事な話があるんじゃ!」 これは期待できそうです。そこでアリスは向きを変えると、また戻ってきました。 「カッカするな」といもむし…
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5-1-いもむしの忠告
アリスの物語 「あんた、だれ?」といもむしが言います。 「あまりよくわかんないんです。少なくとも、今朝起きたときには自分が誰だったかはわかってたんです。でも私何回か変わったみたいで」 「そり…
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4-7-犬から逃げ出す
アリスの物語 アリスは小さな棒を拾って、それを犬に差出しました。すると犬は嬉しそうに吠えます。そこでアリスはその棒を投げました。するとその犬は棒を走って追いかけます。それを何度か繰り返すと、犬は遠く…
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4-6-アリスは森で犬に出会う
アリスの物語 「最初にもとの大きさに戻らなきゃ」 アリスは森のなかをさまよいながら考えました。 アリスは木の間を不安そうに覗いていると、小さくて鋭い吠え声がしました。アリスは慌てて上を見まし…
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4-5-ケーキを食べて小さくなる
アリスの物語 「これは家に火をつけるしかないぞ!」とうさぎが言いました。そこでアリスはおもいっきり声をはりあげました。 「そんなことをしたら、猫をけしかけてやるから!」 すぐに静かになったの…