M2-2-お喋りする花
アリスの物語
また歩き出したアリスは大きな花壇にやってきました。ふちにはヒナギクがあり、中央には柳の木が生えています。
「ああオニユリさん」とアリスは、優雅に風に吹かれているオニユリに話しかけました。「あなたが話せたらどんなに良いことでしょうか!」
するとオニユリが言いました。「話せるわ、周りに話す価値がある人さえいればね。」
アリスは驚きすぎて、しばらく口がきけませんでした。全く想定外のことで、息をのむしかなかったのです。随分時間が経ってから、アリスはまた口を開きました――ほとんどささやくように。「じゃあ、花はみんなお喋りできるの?」
「あなた程度はね。それにもっと大きな声が出せるわ。」とオニユリが言います。「こっちから話しかけるのも失礼でしょう?」とバラが言います。「私達も、あなたがいつになったら喋るのか待ってたのよ!」
問題:アリスの間違い探し
同じように見える2枚の画像。でも同じではない部分が4個あります。どこが違うか探してみよう!
答えが解ったらシェアしてみよう!
関連記事
-
6-1-二人の召使い
アリスの物語 アリスがお家を眺めていると、召使いが森から走ってきました。そして彼 …
-
M1-7-チェスの駒
アリスの物語 炉端にはチェスの駒がいくつか転がっていました。そしてチェスの駒は、 …
-
2-3-2-涙の海に落ちたアリス
アリスの物語 アリスは扇子と手ぶくろを拾いました。廊下がとても暑かったので、扇子 …
-
8-6-楽しくないクロケー
アリスの物語 アリスはとても苦労しました。フラミンゴはおとなしくしてくれず、首も …
-
5-1-いもむしの忠告
アリスの物語 「あんた、だれ?」といもむしが言います。 「あまりよくわかんないん …