8-2-ハートの王さまと女王さま
アリスの物語
「なぜそのバラにペンキをぬってるんですか?」
五と七はなにも言わずに二のほうを見ます。二は小さな声で言いました。「なぜかと言いますと、ここにあるのは、本当は赤いバラの木のはずだったんです。でも私達がまちがえて白いバラを植えてしまったんです。もし女王さまが見つけたら、みんな首ををちょん切られちまいますからね。」
このとき、お庭のむこうを心配そうに見ていた五が声をあげました。「女王さまだ!女王さまだ!」そして庭師三名は、すぐに顔を下にはいつくばってしまいました。足音がたくさんきこえてきました。アリスは女王さまが見たかったのでふりむきました。
兵隊さんや廷臣たち、そしてお客たちでたくさんいます。またアリスはあの白うさぎがいるのを見つけました。行列の一番最後に、ハートの王さまと女王さまがやってまいりました。
アリスは立って行列が通りすぎるのを待っていました。
問題:アリスの間違い探し
トランプとしておかしい部分が4つあります。
答えが解ったらシェアしてみよう!
関連記事
-
5-1-いもむしの忠告
アリスの物語 「あんた、だれ?」といもむしが言います。 「あまりよくわかんないん …
-
12-3-判決は後!
アリスの物語 「そんなのは全然証明にならないわ!」アリスは言います。 「陪審は判 …
-
10-2-にせウミガメとグリフォンの踊り
アリスの物語 「とても綺麗な踊りのようですね。」アリスは言いました。 「ちょっと …
-
8-1-女王様のお庭
アリスの物語 お庭の入り口には大きなバラの木が立っていました。そこに咲いているバ …
-
M2-2-お喋りする花
アリスの物語 また歩き出したアリスは大きな花壇にやってきました。ふちにはヒナギク …