2-3-4-ネズミとのおしゃべり(あるなしクイズ)
アリスの物語
「ここでこのネズミに話しかけたらどうにかなるかしら?たぶんこのネズミもしゃべれるんじゃないかと思うんだ。」
アリスはネズミに話しかけました。
「おおネズミよ、この池からでるみちをごぞんじですか?ここで泳いで、とってもつかれちゃったんです。」
ネズミは警戒した目つきでアリスをながめて、ウィンクしたようでしたが何も言いません。
「もしかして、言葉がわからないのかな?征服王ウィリアムと一緒にきた、フランスネズミに違いないわ!」
そこでアリスはもう一度話しかけました。
「Ou est ma chatte?(わたしのねこはどこですか?)」
これはフランス語の教科書の、一番最初に出ている文だったのです。
ネズミはいきなり水から飛び出して、こわがってガタガタふるえだすようでした。
「あらごめんなさい!あなたがねこ嫌いなの、すっかりわすれてたから」
「ねこ嫌い、とはね!」とネズミはかん高い声でさけびました。
「あんたがぼくなら、ねこが好きになるかね?」
「ネズミ」にはあって、「アリス」には無いもの。
「ネコ」にはあって、「ハリモグラ」には無いもの。
「サル」にはあって、「コアラ」には無いもの。
何があって、何が無いのか考えてみよう!
関連記事
-
M1-9-王さまのメモ
アリスの物語 王さまは言います。「あの瞬間の恐怖は、決して、決して忘れないぞ!」 …
-
7-1-2-狂ったお茶会
アリスの物語 三月うさぎと帽子屋さん、ヤマネがお茶会をしています。 でもこのお茶 …
-
8-4-庭師たちのピンチ(あるなしクイズ)
アリスの物語 「ばかおっしゃい!」とアリスは、とても大声できっぱりと言いました。 …
-
M1-1-全て黒い子猫のせい
アリスの物語 白い子ネコは全く関係がなかったということは確かだ。全ては黒い子猫の …
-
5-1-2-一昨日は38歳来年は41歳。今日は何日?
いもむしは水パイプを吸いながら、アリスに難しい質問ばかりしてきます。 アリスは一 …