8-1-女王様のお庭

アリスの物語
お庭の入り口には大きなバラの木が立っていました。そこに咲いているバラは白でしたが、そこに庭師が三人いて、そのバラを赤く塗っていました。アリスは「これはずいぶん変わったことをしている」と思い、もっとよく見ようと近くに寄ってみました。

「おい五、気をつけろ！おれをこんなペンキだらけにしやがって！」
「しょうがないだろ。七がひじを押したんだよ！」
五はきつい口ぶりで言いました。

すると七が顔をあげていいました。「そうそうその調子、いつも人のせいにしてれば良いさ。」
「おまえはしゃべるんじゃない！女王様が昨日もおまえの首をちょん切るべきだって言ってたぞ！」と五は言います。

「どうして？」と二が聞きます。
「コックにタマネギと間違ってチューリップの球根を持っていったからだよ。」

七はペンキのはけをふりおろしたところで、アリスが目に入りいました。そしていきなり身をとりつくろっています。他の二人も見まわして、皆が深々とおじぎをしました。

同じように見える2枚の画像。でも同じではない部分が4個あります。どこが違うか探してみよう！